装苑掲載 パンツ 佐藤真樹

装苑に掲載されたパンツ

ブランド:OD OF  BOURGEOISIE

私は、(有)ミルクのブランドのひとつである「OD OF  BOURGEOISIE」にデザインを提供していました。

それは、1996年から1997年ころの話です。

私はデザインの他に、型紙とサンプル縫製も担当していました。

私は、「OD OF  BOURGEOISIE」の担当の方が気に入ったデザインの型紙とサンプルを作り納品していました。

このパンツは、リキテックスでハンドペイントしました。

 

サンプル

サンプルを作ったときは、ジャケットとパンツのセットアップでした。

装苑に掲載されたように、パンツ単品のコーディネートも良いと思います。

「ステッチを手で描いたら面白い」と思い、作りました。

リキテックスだけではウール地にのらないので、メディウム(白いのりのようなもの)を混ぜました。

メディウムを混ぜると、ツヤ感が出ます。

また、ボリュームも出ます。

ハンドペイントのステッチが盛り上がり、パンツの表情が豊かになりました。

サンプルは、自由気ままにペイントしました。

サンプルを作るのは、とても楽しかったです。

 

量産品

しかし、量産が大変でした。

「OD OF  BOURGEOISIE」で、ジャケットとスカートを量産しました。

しかし、工場ではペイントができませんでした。

結局、私がジャケットとスカート合計60着分のペイントをしました。

売り物なので、緊張しながらペイントしたことを覚えています。

今になってみれば、1点1点気ままにペイントした方が面白かったと後悔しています。

コストや生産性を考えないで服を作ると、とても楽しいときがあります。

 

雑誌に服が載るということ

雑誌に服が載ると、嬉しいです。

しかし、雑誌に載った私の服を全部見ることはできません。

ときどき私が作った服を、テレビで見かけることがありました。

テレビ番組を全部見ることはできないので、見逃している服も多いでしょう。

服が雑誌に載ったりテレビに出るのは、ご褒美のような気がします。

 

服の注文を、お問い合わせページよりお持ちしております。