サンプル29-1 クリノリン 佐藤真樹

クリノリンのトワル

クリノリンのトワルを作った経緯

今回は、「クリノリンのトワル」を紹介します。

私は初め、「佐藤真樹のデザイン画33枚目」のようなスカートを作ろうと思いました。

このスカートのデザイン画には、「たっぷりのプリーツを入れる」と書いてあります。

私はこのスカートを、タックを使って表現しようと思いました。

しかしタックスカートを作った後、私はスカートの膨らみを切り替えで表現したいと思いました。

スカートのトワルにボーンを数本入れてみましたが、膨らみが不自然になってしまいました。

そこで、クリノリンのトワルを作ることにしました。

 

クリノリンのトワルの材料

サンプル29-2 クリノリン 佐藤真樹クリノリンの前

 

クリノリンのトワルは、ボーンを入れたスカートの上から組みました。

表現したいスカートを最初に作って、その上からクリノリンのシルエットを作ったわけです。

クリノリンのトワルの材料は、

  1. シーチング
  2. PPバンド15.5mm幅(梱包用の紐)
  3. ステープラー(ホッチキス)

です。

ボーンはとても高いので、トワルにはPPバンドを使いました。

PPバンドはとても安く、適度なハリ感がクリノリンのトワルに使えると思いました。

クリノリンについては、以下を参考にしてください。

出来るだけ軽くて簡単な構造にしたくて、写真のようなクリノリンのトワルになりました。

 

クリノリンのウエスト

サンプル29-3 クリノリン 佐藤真樹クリノリンの左脇

 

クリノリンのウエストには、出来るだけ許容範囲をもたせたいと思いました。

最初は、ウエストをゴム仕様にしようと思いました。

しかしウエストにテープ状のシーチングを使ったので、そのまま結べばいいと思いました。

19世紀のバッスルの写真を見ると、ウエストに紐で結びつけているものがありました。

クリノリンのウエストについて考えているうちに、19世紀と同じ仕様に落ち着きました。

このクリノリンのサンプルの構想はあるのですが、完成はまだ先になりそうです。

 

クリノリンとスカートを作らなかったわけ

サンプル29-4 クリノリン 佐藤真樹クリノリンの後ろ

 

クリノリンとスカートのサンプルを作らなかったのには、わけがあります。

スカートには、キュプラの裏地を付けたいと思っていました。

しかし今の私の環境では、キュプラの裁断をしたくないのです。

キュプラを裁断すると、刃を入れた瞬間にキュプラが逃げてしまいます。

キュプラの裁断は、大きな裁断机の上でロータリーカッターを使って行いたいと思います。

環境が整ったら、クリノリンとスカートのサンプルを作ろうと思います。

 

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