サンプル28-1 ワンピース 佐藤真樹

青いワンピースドレスのサンプル

とてもシンプルなワンピースドレスを作りました

このワンピースドレスは、「佐藤真樹のデザイン画133枚目」を元に作りました。

めずらしくトワルの制作過程を、私のブログ「服について。」で公開しています。

その記事は、「ドレスのトワルを組んでみました」です。

完成したドレスと、制作途中のトワルを比べてみるのもおもしろいと思います。

 

青い麻を使いました

サンプル28-2 ワンピース 佐藤真樹ワンピースドレスの右脇

 

日暮里で布を探していて、青地に白いドット柄の麻を見つけました。

私は最初、

  1. 黒くておもしろい布(少し高い布)
  2. 柄が入った布(手頃な価格の布)

で2種類のワンピースドレスを作ろうと考えていました。

しかしこの布を見つけたとき私は、「この布で1着のワンピースドレスを作ろう」と思いました。

この青い布は、麻100%の平織りです。

そして顔料プリントで、青地に白いドット柄を表現しています。

私はこの布の、

  • 適度なハリ感
  • 落ち感
  • 美しい青

がとても気に入りました。

 

V字型のアームホール

サンプル28-3 ワンピース 佐藤真樹ワンピースドレスの左脇

 

このワンピースドレスのトワルをブログで紹介したとき、「V字型のアームホールにしたい」ことを書きました。

完成したワンピースドレスでは、上の写真のようになりました。

縫製のことを考えて少しカーブしていますが、V字型のアームホールになりました。

V字型のアームホールにしたおかげで、肩から裾まで直線的なシルエットを作ることができました。

それから、アームホールの始末を簡単に行うことができました。

アームホールはこれからも工夫して、おもしろい服を作りたいと思います。

 

東京に桜

サンプル28-4 ワンピース 佐藤真樹ワンピースドレスの後ろ

 

このワンピースドレスを作っているとき、桜が見頃になりました。

毎年美しい桜を見るたびに、私は東京の醜さに悲しくなります。

私は桜を見ているとき、脳内から桜の周りの景色を消しています。

しかし桜を写真に撮りその写真を見るとき、私は東京の醜さにゾッとします。

桜と一緒に写る

  • 電線
  • 電柱(広告)
  • 提灯

の醜さは、一体なんなのでしょうか。

この醜さを見ると私は、「東京が文化的な都市」とはとても思えないのです。

私は、美しい服を作りたいと思っています。

醜いものを見ることは、私にとっては苦痛に他なりません。

青いワンピースドレスとは関係のない話でしたが、服を作っていたときに考えていたことでした。

 

ワンピースドレスの縫い代

サンプル28-5 ワンピース 佐藤真樹ワンピースドレスの縫い代

 

最後に、ワンピースドレスの縫い代を紹介します。

ワンピースドレスの

  • 衿ぐり
  • アームホール

は、三つ折りにしてから手でまつりました。

そして

  • 脇線

は、袋縫いにしました。

このワンピースドレスは、2枚のパーツで作ることができました。

手でまつったことで、柔らかくて軽く仕上げることができました。

縫った箇所は、

  • 衿ぐり
  • アームホール
  • 脇線
  • のみです。

ダーツは取っていないので、平面にたたむことができます。

旅行に持っていくのも、とても簡単なワンピースドレスです。

今回手まつりをしていて、「服の表現の可能性」を実感しました。

手仕事をすると、布はいろいろなことに応えてくれそうです。

 

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