サンプル25-1 スカート 佐藤真樹

後ろ中心ファスナーのスカートのサンプル

スカートの前

前回

を作ったところ、布が1m余りました。

この余った布を使って、何かを作ろうと考えました。

そして出来上がったのが、この「後ろ中心にファスナーを付けたスカート」です。

1.2m幅の布を1m使って丈が長いスカートを作ると、裾幅が狭くなり歩きにくくなります。

そこで逆開ファスナーを使って、ウエストの開きとスリットの開きを作ろうと思いました。

スカートの本体は、1枚のパーツで作ろうと思いました。

ウエストの始末は、最初はダーツを取ろうと思いました。

しかしファスナーを前にしてもはけるように、ウエストはゴムを入れることにしました。

 

スカートの後ろ

サンプル25-2 スカート 佐藤真樹スカートの後ろ

 

私は雨のなか、逆開ファスナーを買いに行きました。

しかし逆開ファスナーは、ムシ(エレメント)の部分が太いものしかありませんでした。

スカートを作る予定の綿サテンには、逆開ファスナーは重すぎました。

そこで金属のオープンファスナーを使い、ファスナーを閉じたときに引き手が裾にくるようにしました。

私は、

  • ファスナー(3YDAOP)の黒(c/#580)73cmに加工を1本
  • オペロンゴムの白を0.7m

買いました。

 

ファスナーを開けたスカート

サンプル25-3 スカート 佐藤真樹ファスナーを開けたスカート

 

オープンファスナーは、スカートの表からステッチで叩きました。

そしてファスナーのムシが肌に触れないように、後ろの左に持ち出しをつけました。

このスカートには、裏地はついていません。

縫い目は、

  1. ウエスト
  2. 後ろ中心

の3箇所です。

ウエストは、ウエストベルトでくるみました。

後ろ中心の縫い代は、オープンファスナーのテープで隠しました。

裾は、2.0cmのステッチで三つ折り始末にしました。

ロックミシンを使わないで、スカートを作ることができました。

このスカートはオープンファスナーをすべて開けると、巻きスカートのように1枚の布になります。

ウエストにゴムが入っているので、オープンファスナーを開けなくてもはくことができます。

後ろ中心は、少しバイアスになっています。

スカートの後ろ中心に、V字のシワが入っているのがわかります。

このスカートは、旧いファッションデザイナーには批判されるカッティングです。

 

スカートの脇

サンプル25-4 スカート 佐藤真樹スカートの脇

 

私は、人間の体は歪んでいると思います。

動けばシワも出るし、変な形にもなります。

人間が着る服も、もっと自由でいいのではないかと思います。

日暮里のトマトで購入した綿サテンで、3着の服を作りました。

すべて、本体は1枚の布で構成しました。

1枚の布で構成することで、カッティングには無理が生じます。

しかし1枚の布で服を作ることは、カッティングの無理以上のメリットもあると思いました。

 

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