サンプル05 ジャケット・コート 佐藤真樹

ショートコートからロングコートへ

こだわった点

このコートは、3種類のデザインで着ることができます。

コートの下部分を付けたとき身頃が下に引っ張られないように、横切り替えにしました。

そしてパーツを付けていったとき、全て違う雰囲気になるようにしました。

ミリタリーにならないように、カーキと赤の配色にしました。

このコートは、

  • ボタンを一番上まで留めたり
  • 衿を立てたり

様々な着方ができます。

配色の見え方を、楽しんでください。

私は、

  • デザイン
  • 型紙
  • 縫製

を担当しました。

このコートには、キュプラの裏地が付いています。

 

コートの下部分を付けます。

サンプル06 ジャケット・コートコートに下の部分をつけました

 

コートのペプラムに、ボタンホールを開けました。

コートの下には、ボタンが付いています。

ボタンをボタンホールに掛けると、コートの上下が1枚のロングコートになります。

 

ポケットを付けます。

サンプル07 ジャケット・コートコートにポケットを付けました

 

ポケット本体とフラップは、一体になっています。

ポケットには、ボタンホールが開いています。

このボタンホールに、コートのボタンを掛けます。

マチ付きのポケットが、コートに付きました。

ポケットは、昔の水筒のイメージです。

ポケットのマチが、いい感じになりました。

 

 

ボタンホールの作り方

現在はボタンホールを作るミシンで、ボタンホールを作ります。

個人で服を作るとき大変なのが、ボタンホールです。

穴糸というシルク100%の太い糸を使い、穴の周りをかがってボタンホールを作ります。

穴糸のくせをとったら、穴糸にロウを引きます。

ロウを引くのは、糸の撚りが戻らないようにするためです。

ボタンホールの作り方を、以下に紹介します。

  1. ロウに穴糸をこすりつけます
  2. 固まったロウが付いている穴糸にアイロンをかけ、ロウを溶かしながら穴糸に染み込ませます
  3. 穴糸を針に通します
  4. ボタンホールを作る位置に、ハトメ穴と切り込みを入れます
  5. 穴糸でボタンホールの切り込んだまわりを縫います
  6. ボタンホールの切り込みを一周したら、一針一針かがります
  7. 一周したところで、カンヌキ止めを作り終わります

1つのボタンホールを作るのに、15分〜20分くらいでしょうか。

このコートはボタンホールの数がとても多いので、作るのに苦労しました。

ただ縫製は、数をこなせば上手くなります。

私は最初はボタンホールを全く作れませんでしたが、それでも上手くなりました。