サンプル01 ロングコート 佐藤真樹

メルトンを使ったロングコートのサンプル

こだわった点

このロングコートは、脇から見た時のシルエットにこだわって作りました。

後ろに寄せた切り替え線を使って、シルエットを出しました。

前身頃と後ろ身頃のみの構成で、ロングコートを作りました。

メルトンの素材感を、うまく使えたと思います。

私は、

  • デザイン
  • 型紙
  • 縫製

を担当しました。

このロングコートには、キュプラの裏地が付いています。

 

肩と袖付け

この頃(1995年頃)、私は肩パットを使わないで肩を立体的に作ることに夢中になっていました。

このロングコートは肩幅は広めですが、肩パットは入っていません。

  1. 表布の後ろ肩線にたっぷりのイセを入れる
  2. 袖山にたっぷりのイセを入れる
  3. 表布の袖と身頃を縫い合わせる
  4. 袖山の上30cmくらいに、裄綿(ユキワタ)を入れる
  5. この裄綿は、表布をバイアスに裁断したものを2枚重ねて使う
    付属の裄綿より、表布の方が馴染みが良いと思います
  6. 裏布の身頃のアームホールを表布のアームホールに、しろも(しつけ用の白い糸)で止め付ける
  7. 裏布の袖山を表布のアームホールにまつりつける
  8. 裏布の袖山の下部分(脇の下にあたる部分)を星どめする

このような行程で肩を作り袖つけすると、肩パットなしで立体的な肩ができました。

(袖つけの具体的な始末は、「テーラードジャケットの袖つけ」を参考にしてください。)

 

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